2012年10月23日
豆知識
見に来て下さり、ありがとうございます。
こんばんは。
午前中は、雷も凄く、雨も土砂降りで、大変な一日でしたね。
そんな中、名古屋に会議で出かけました。
このお話しは、後日にして。
今日は、材木を乾燥させていく過程について、少しお話ししたいと思います。
先日、ちょっとした材料を仕入れたんで、手を入れながら、
積み込んだ、様子です。
木材は、木のままでは使えません。
山から、山師が木を切って、流通経路を通って、製材所に行き、
製材して行くんです。
木は、ご存知の通り、山の水分や堆肥などから養分を吸収して育って行きます。
なので、製材して行くと、水分が豊富に含まれています。
その水分を抜いていく、乾燥させていくには、時間がかかります。
今では、人工乾燥器に入れる事で、乾燥させる技術が確立されてきましたが、
やはり、自然に時間をかけて乾燥させることが、僕は一番だと考えております。
で、こんな風に手を入れて、乾燥させていきます。

木目(板目)とも言いますが、木と言うのはここが割れて行くんです。
なのでここにこんな風に、ボンドを塗って空気に触れさせないようにして、
正目から水分を抜いていくようにすると、木目が割れなくて乾燥して行きます。

この材料は、真ん中が木目になっているので、ここにボンドを塗って、
この周りから乾燥して行ってもらいます。

中には、右端のように製材の具合で、左端に木目が来る子がいるので、
やっぱり、一つ、一つ見て行ってあげなければ、なりません。
そこで、必要になるのが、「目利き」と言う事になります。

この材料最低半年後まで、寝かせて使えるようになったら、
その都度具合を見て使います。
見る目を養う、木の事を知る、木材を使いこなす技量も、
また、必要になって来る、そんなの人たちが今必要ではないでしょうか。
棟梁
長楽 加藤建築 ホームページはこちら
http://www.nagara-katou.biz
大工のつれづれ長楽日記日々更新します
ながらの母ちゃんことかかのブログもご覧ください
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午前中は、雷も凄く、雨も土砂降りで、大変な一日でしたね。
そんな中、名古屋に会議で出かけました。
このお話しは、後日にして。
今日は、材木を乾燥させていく過程について、少しお話ししたいと思います。
先日、ちょっとした材料を仕入れたんで、手を入れながら、
積み込んだ、様子です。
木材は、木のままでは使えません。
山から、山師が木を切って、流通経路を通って、製材所に行き、
製材して行くんです。
木は、ご存知の通り、山の水分や堆肥などから養分を吸収して育って行きます。
なので、製材して行くと、水分が豊富に含まれています。
その水分を抜いていく、乾燥させていくには、時間がかかります。
今では、人工乾燥器に入れる事で、乾燥させる技術が確立されてきましたが、
やはり、自然に時間をかけて乾燥させることが、僕は一番だと考えております。
で、こんな風に手を入れて、乾燥させていきます。
木目(板目)とも言いますが、木と言うのはここが割れて行くんです。
なのでここにこんな風に、ボンドを塗って空気に触れさせないようにして、
正目から水分を抜いていくようにすると、木目が割れなくて乾燥して行きます。
この材料は、真ん中が木目になっているので、ここにボンドを塗って、
この周りから乾燥して行ってもらいます。
中には、右端のように製材の具合で、左端に木目が来る子がいるので、
やっぱり、一つ、一つ見て行ってあげなければ、なりません。
そこで、必要になるのが、「目利き」と言う事になります。
この材料最低半年後まで、寝かせて使えるようになったら、
その都度具合を見て使います。
見る目を養う、木の事を知る、木材を使いこなす技量も、
また、必要になって来る、そんなの人たちが今必要ではないでしょうか。
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