2013年02月19日
無くてはならないもの。
見に来て下さりありがとうございます。
こんばんは。
最近、競技大会の練習に明け暮れている棟梁です。
朝から、図面を描いたり、刻んだりしていると、
道具を、直さなくてはいけません。
一回、加工するとこんなに道具を使うんです。

右から2番目の鉋は、新品の時は右の鉋と同じ長さだったんです。
使い込むと、こんなに小さくなって行くんです。

これだけ直すのに、1時間位かかるんです(笑)

大会まで後4日、頑張りマス!!
棟梁
長楽 加藤建築 ホームページはこちら
http://www.nagara-katou.jp/
ながらの母ちゃんことかかのブログもご覧ください
こんばんは。
最近、競技大会の練習に明け暮れている棟梁です。
朝から、図面を描いたり、刻んだりしていると、
道具を、直さなくてはいけません。
一回、加工するとこんなに道具を使うんです。

右から2番目の鉋は、新品の時は右の鉋と同じ長さだったんです。
使い込むと、こんなに小さくなって行くんです。

これだけ直すのに、1時間位かかるんです(笑)

大会まで後4日、頑張りマス!!
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2012年05月16日
買ちゃった♪豊橋の大工さん
こんばんは。
昨日に記事で、皆さんに大変ご心配をおかけしましたが、完全復活です。
お気遣いして頂きました皆さんありがとうございます。
今日はこんな鉋で、仕事・・・
ちょっと難しかったかな?

今日は、お蔵の改修工事の、外壁の鎧貼りの桟の加工をしていました。
斜めに、加工してるんですが、板がこんな感じに、なります。

板がこんな風にかぶさって行きます。

するとこんな感じに。

この斜めになるところを仕上げるために、買ちゃいました。
使い方はこんな風に使います。



なかなか、使いこなすには、少し難しいですね。
道具は、道具です。 この鉋のお蔭で、楽に削る事が出来ました。
まだまだ、沢山ある道具またご紹介します。
棟梁
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大工のつれづれ長楽日記日々更新します
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お気遣いして頂きました皆さんありがとうございます。
今日はこんな鉋で、仕事・・・
ちょっと難しかったかな?
今日は、お蔵の改修工事の、外壁の鎧貼りの桟の加工をしていました。
斜めに、加工してるんですが、板がこんな感じに、なります。
板がこんな風にかぶさって行きます。
するとこんな感じに。
この斜めになるところを仕上げるために、買ちゃいました。
使い方はこんな風に使います。
なかなか、使いこなすには、少し難しいですね。
道具は、道具です。 この鉋のお蔭で、楽に削る事が出来ました。
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タグ :隅切り鉋
2012年03月23日
引っ張ると線が付く♪豊橋の大工さん
こんばんは。
以前墨壺の事を、ブログの記事にした時に、これ何をする道具・・・??
ん~~~何かわかって頂けるようにしなくては・・・考える!!

動画を撮って、アップします。
少し恥ずかしかったので、線を付ける所までですが、また違う事を、動画にして、
アップしたいと思います。
もし、リクエストがあれば、出来ます事はアップして見たいと思いますので、
お気軽にメッセージを頂きたいと思います。
僕たち夫婦も参加しているスタンプラリー皆さんも参加されてはいかが。
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2012年03月04日
鉋(かんな)
新しい鉋、買ちゃった(嬉)
そのままでは使えないので、色々な部分を直していきます。
この鉋
新潟与板の鉋鍛冶さんの作品『雲』

刃を外して、研ぎ物からスタートです。
裏押し、鋼の部分を真直ぐになるように、僕はダイヤモンド砥石で
まったいらになるまで研ぎます。

平らな部分解りますか?
初めなので少し多く平らな部分が大きいですが、研ぎおろしていきます。

ピカピカに光って、オレンジ色のシート写って見えるの解るかな??

これならOKです。
出来たら刃が付いている方を研ぎます。
真直ぐ研げるように角度を決めて上下にスライド、
刃が付いて来たら、小刻みにスライドしながら刃を付けて行きます。

研げたら、天然の仕上げ砥石で仕上げます。

いい感じに研ぐ事が出来ました。

鉋の台を直します。
少し光が見えるの解るかな?

刃口(刃が出てくる所)もピタッと真直ぐに、
この時使うのが、台すり鉋と言い台を直すための道具です。

ちゃんと鉋台の調子を見て木を削ると。

鉋屑出ましたので、この鉋、調子を微調整しながらつかって行きます。
どんな鉋も使いながら調整して使いこなして行きます。
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そのままでは使えないので、色々な部分を直していきます。
この鉋
新潟与板の鉋鍛冶さんの作品『雲』
刃を外して、研ぎ物からスタートです。
裏押し、鋼の部分を真直ぐになるように、僕はダイヤモンド砥石で
まったいらになるまで研ぎます。
平らな部分解りますか?
初めなので少し多く平らな部分が大きいですが、研ぎおろしていきます。
ピカピカに光って、オレンジ色のシート写って見えるの解るかな??
これならOKです。
出来たら刃が付いている方を研ぎます。
真直ぐ研げるように角度を決めて上下にスライド、
刃が付いて来たら、小刻みにスライドしながら刃を付けて行きます。
研げたら、天然の仕上げ砥石で仕上げます。
いい感じに研ぐ事が出来ました。
鉋の台を直します。
少し光が見えるの解るかな?
刃口(刃が出てくる所)もピタッと真直ぐに、
この時使うのが、台すり鉋と言い台を直すための道具です。
ちゃんと鉋台の調子を見て木を削ると。
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2012年02月17日
墨サシ2
こんばんは。
先日の墨サシの文字を書く方で、文字を書くとこんな風に・・・
少し字はへたくそではありますがお許し下さい。
墨坪の墨を、含ませ。

意外とこんな感じですよ。

自分で、書いてシャッター押すのの難しいです。

数字を書くとこのような書き方になります。

今度は、仕事中の墨付け記事に載せたいと思います。
僕たち夫婦も参加しているスタンプラリー皆さんも参加されてはいかが。
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少し字はへたくそではありますがお許し下さい。
墨坪の墨を、含ませ。
意外とこんな感じですよ。
自分で、書いてシャッター押すのの難しいです。
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タグ :墨サシ仕事中の墨付け載せます
2012年02月10日
墨サシ
こんばんは。
今日は、ちょと大工道具の中で、自分で作る道具を作って見ました。
いつも作っているんですが、これもまた人それぞれです。
僕はいつももこんな感じで作っています。
材料は、もちろん「竹」、竹でも、肉厚のある、真竹を使っています。
最近では、妹の旦那さんと3兄弟(甥っ子)君たちが、剣道をやっているので、壊れた竹刀を頂いております。
完成すると、こんな風にカッコいい感じに。

この竹を、約30㎝位に切って行きます。

節、曲がりなどを、抜いていくと、1本で位で2本取るのが、精一杯です。

節を取り、真直ぐになるように鉋で調整して行きます。



真直ぐになったら、線を引くところを、割いていきます。

厚み0.5mm位になるように、均等に割いていきます。
先端は、少し厚く真ん中は薄く。

先端が終わると、今度は、字を書く所。

鑿で少しづつ取って行き、こんな形にして行きます。

先端を、削ってこんな風になります。

出来上がると、こんな風になります。


最後に、魔法の水の中に30分くらい漬けておきます。
竹の道管の中に、水を吸収させて、墨を吸収させやすく、長く墨を持たせるために、
一度水につけて、使いやすいようにします。

明日から講習があり墨サシ使うので、4本作っておきました。

これで、墨壺とセットで様になります。



自分で作る道具、まだまだありますので、またご紹介します。
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いつも作っているんですが、これもまた人それぞれです。
僕はいつももこんな感じで作っています。
材料は、もちろん「竹」、竹でも、肉厚のある、真竹を使っています。
最近では、妹の旦那さんと3兄弟(甥っ子)君たちが、剣道をやっているので、壊れた竹刀を頂いております。
完成すると、こんな風にカッコいい感じに。
この竹を、約30㎝位に切って行きます。
節、曲がりなどを、抜いていくと、1本で位で2本取るのが、精一杯です。
節を取り、真直ぐになるように鉋で調整して行きます。
真直ぐになったら、線を引くところを、割いていきます。
厚み0.5mm位になるように、均等に割いていきます。
先端は、少し厚く真ん中は薄く。
先端が終わると、今度は、字を書く所。
鑿で少しづつ取って行き、こんな形にして行きます。
先端を、削ってこんな風になります。
出来上がると、こんな風になります。
最後に、魔法の水の中に30分くらい漬けておきます。
竹の道管の中に、水を吸収させて、墨を吸収させやすく、長く墨を持たせるために、
一度水につけて、使いやすいようにします。
明日から講習があり墨サシ使うので、4本作っておきました。
これで、墨壺とセットで様になります。
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2012年01月05日
はじめに。
今日まで、お休みでしたが、色々と事務処理得をしたり、
打ち合わせをしたりして、ほぼ7割を費やしてしまいましたので。
新年は、玄翁の柄を入れ替える事から、スタートしました。
手道具の中で、一番使う道具ですので、痛むのも激しい道具の一つです。
上の柄に入れ替えて行きます。

頭と柄に分解します。

新しい柄と頭の穴のサイズを合わせながら柄を削って行きます。

幅が決まれば。

今度は、厚みを穴に入るように、削って行きます。

出来ましたら、このクサビを打ちこめれるように細工します。

皆さん色々なやり方があると思いますが、僕は柄に切り込みを入れます。

準備が出来たら、柄を叩いて少し木を小さくします。

頭を入れる前に魔法の水を付けて。

頭を入れて行きます。

柄のお尻を叩きながら少しづつ入れて行きます。




柄の切り込みが無くなりました。
上から、クサビを打ち込んで、完成です。

ここからが、上手く柄を入れる事が出来たかが解る瞬間です。
玄翁を逆さまにして、立てば合格です。

良かった合格です。
気分も新たに、明日から、全開で頑張ります!!
僕たち夫婦も参加しているスタンプラリー皆さんも参加されてはいかが。
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打ち合わせをしたりして、ほぼ7割を費やしてしまいましたので。
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上の柄に入れ替えて行きます。
頭と柄に分解します。
新しい柄と頭の穴のサイズを合わせながら柄を削って行きます。
幅が決まれば。
今度は、厚みを穴に入るように、削って行きます。
出来ましたら、このクサビを打ちこめれるように細工します。
皆さん色々なやり方があると思いますが、僕は柄に切り込みを入れます。
準備が出来たら、柄を叩いて少し木を小さくします。
頭を入れる前に魔法の水を付けて。
頭を入れて行きます。
柄のお尻を叩きながら少しづつ入れて行きます。
柄の切り込みが無くなりました。
上から、クサビを打ち込んで、完成です。
ここからが、上手く柄を入れる事が出来たかが解る瞬間です。
玄翁を逆さまにして、立てば合格です。
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2012年01月04日
気持ちも、新たに。
我流ではありますが。
感謝の気持ちだけは、こもっています!
正月4日。
お供えも、お下がりで頂きます。

道具達に感謝を込めて、今年もよろしくお願いいたます。
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2011年12月22日
曲尺(かねじゃく)
さしがね、曲尺(かねじゃく)とも言います。
大工にとって、なくてはならない大事な道具です。

さしがね(曲金・尺金・指金・指矩)・かねじゃく(金尺)
「さしがね」は長さや角度の計測に使うほか、部材仕口(ぶざいしくち)の切り墨を求めるときに使われます。
日本の建築は勾配屋根をかける関係から、小屋・軒周りの各部材の墨は、
屋根の平勾配(ひらこうばい)を構成する直角三角形を分解して割り出します。
これを規矩術(きくじゅつ)といいますが、昔から工匠(大工)必修の技能でありました。
目盛には「表目」「裏目」という施工用語があります。
これは「さしがね」の使い方により工匠が考え出したもので、
「さしがね」を左手に持って妻手が自分のほうに向いた状態を「表」といい、
この反対が「裏」といいます。「表目」には長手・妻手ともに通常の尺度目盛が刻まれており、
「裏目」には「角目」(ルート2倍の目盛)と「丸目」(円周率3.14159分の1の目盛)が刻まれています。
「角目1尺」とは1辺が1尺の正四角形の対角線の長さで、
代表的な使い方として、丸材から角材をとるときの1辺の長さが丸材の直径を測るだけでわかります。
「丸目1尺」とは円周率分の1尺の長さで、丸材の円周が丸材の直径を計るだけでわかるものです。
(ただし、「丸目」は本来規矩(きく)には関係のない目盛で、最近になって刻まれたものと思われます。)
この「裏目」の発明によって規矩術が飛躍的に進歩しました。
さしがねの使いかた
さしがねは、定規・ものさしとして使用するほか、裏目を利用する独自の使いかたがある。
1.定規として甲使いかた
定規としてさしがねを使えば、つぎのようなことができる。
① 直線を引く。
② さしがねの幅を利用して平行線を引く。
③ 小端を立ててわん曲させ,曲線を引く。
④ 材面の凸凹を調べる。
⑤ さしがね2本を使って、材料のねじれを調べる。
2.表目。裏目の使いかた
表目・裏目を使うと,つぎのようなことができる。
① 表目で寸法をはかり、間柱その他の割付けをする。
② 裏目で丸太からとれる角材の大きさをはかる。
③ 裏目を使ってすみ勾配を出す。
④ 表目で平勾配を出す。
寸(すん)と尺(しゃく)
昔、日本で使われていた長さの単位で、1寸=3,03cm、1尺=10寸、1寸=10分です。寸の上には間(けん 1間=6尺)もあり、面積の単位の坪(つぼ 1坪は1間平方のことで、約3.3平方メートル)があります。このような単位を尺貫法(しゃかんほう)と言いますが、現在では法律で使用が禁じられています。元々の曲尺は尺や寸で目盛りが刻まれていました。
規矩術の意味
規矩(きく)とは、規矩準縄(きくじゅんじょう)の語から出ているもので、規(き)は円を、矩(く)は方形を、準(じゅん)は水平を正し、縄(じょう)は鉛直(垂直)
を正すことを意味しているので、規矩といえば、のり(法)、かた(型)、てほん(手
本)とも解され、いろいろの標準や法則のもととなるものである。
言い伝えによると、聖徳太子が創られたと言う、言い伝えがあります。
少し調べてみると、こんな記事が載っていました。
、室町時代の終わり頃から、太子の忌日と言われる2月22日 (旧暦)を「太子講」の日と定め、大工や木工職人の間で講が行なわれるようになった。これは、四天王寺や法隆寺などの巨大建築に太子が関わり諸職を定めたという説から、建築、木工の守護神として崇拝されたことが発端である。さらに江戸時代には大工らの他に左官や桶職人、鍛冶職人など、様々な職種の職人集団により太子講は盛んに営まれるようになった[26]。なお、聖徳太子を本尊として行われる法会は「太子会」と称される。
現在は、聖徳太子を開祖とする宗派として聖徳宗(法隆寺が本山)が存在している。
「太子講」について
曲尺は素晴らしい道具であり、これ一本で、ルート、勾配、などまだまだたくさんの使い方で、
色々な作業が出来る道具です。
詳しくはこちらを⇒☆
まだまだ、調べて行くと、どんどん出て来ます。
こんな素晴らしい、道具を大工が使う事が出来る事、大変感謝しています。
この記事がうまく伝わっているかは解りませんが、曲尺の凄い事が少しでも解って頂けたら幸いです。
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大工にとって、なくてはならない大事な道具です。
さしがね(曲金・尺金・指金・指矩)・かねじゃく(金尺)
「さしがね」は長さや角度の計測に使うほか、部材仕口(ぶざいしくち)の切り墨を求めるときに使われます。
日本の建築は勾配屋根をかける関係から、小屋・軒周りの各部材の墨は、
屋根の平勾配(ひらこうばい)を構成する直角三角形を分解して割り出します。
これを規矩術(きくじゅつ)といいますが、昔から工匠(大工)必修の技能でありました。
目盛には「表目」「裏目」という施工用語があります。
これは「さしがね」の使い方により工匠が考え出したもので、
「さしがね」を左手に持って妻手が自分のほうに向いた状態を「表」といい、
この反対が「裏」といいます。「表目」には長手・妻手ともに通常の尺度目盛が刻まれており、
「裏目」には「角目」(ルート2倍の目盛)と「丸目」(円周率3.14159分の1の目盛)が刻まれています。
「角目1尺」とは1辺が1尺の正四角形の対角線の長さで、
代表的な使い方として、丸材から角材をとるときの1辺の長さが丸材の直径を測るだけでわかります。
「丸目1尺」とは円周率分の1尺の長さで、丸材の円周が丸材の直径を計るだけでわかるものです。
(ただし、「丸目」は本来規矩(きく)には関係のない目盛で、最近になって刻まれたものと思われます。)
この「裏目」の発明によって規矩術が飛躍的に進歩しました。
さしがねの使いかた
さしがねは、定規・ものさしとして使用するほか、裏目を利用する独自の使いかたがある。
1.定規として甲使いかた
定規としてさしがねを使えば、つぎのようなことができる。
① 直線を引く。
② さしがねの幅を利用して平行線を引く。
③ 小端を立ててわん曲させ,曲線を引く。
④ 材面の凸凹を調べる。
⑤ さしがね2本を使って、材料のねじれを調べる。
2.表目。裏目の使いかた
表目・裏目を使うと,つぎのようなことができる。
① 表目で寸法をはかり、間柱その他の割付けをする。
② 裏目で丸太からとれる角材の大きさをはかる。
③ 裏目を使ってすみ勾配を出す。
④ 表目で平勾配を出す。
寸(すん)と尺(しゃく)
昔、日本で使われていた長さの単位で、1寸=3,03cm、1尺=10寸、1寸=10分です。寸の上には間(けん 1間=6尺)もあり、面積の単位の坪(つぼ 1坪は1間平方のことで、約3.3平方メートル)があります。このような単位を尺貫法(しゃかんほう)と言いますが、現在では法律で使用が禁じられています。元々の曲尺は尺や寸で目盛りが刻まれていました。
規矩術の意味
規矩(きく)とは、規矩準縄(きくじゅんじょう)の語から出ているもので、規(き)は円を、矩(く)は方形を、準(じゅん)は水平を正し、縄(じょう)は鉛直(垂直)
を正すことを意味しているので、規矩といえば、のり(法)、かた(型)、てほん(手
本)とも解され、いろいろの標準や法則のもととなるものである。
言い伝えによると、聖徳太子が創られたと言う、言い伝えがあります。
少し調べてみると、こんな記事が載っていました。
、室町時代の終わり頃から、太子の忌日と言われる2月22日 (旧暦)を「太子講」の日と定め、大工や木工職人の間で講が行なわれるようになった。これは、四天王寺や法隆寺などの巨大建築に太子が関わり諸職を定めたという説から、建築、木工の守護神として崇拝されたことが発端である。さらに江戸時代には大工らの他に左官や桶職人、鍛冶職人など、様々な職種の職人集団により太子講は盛んに営まれるようになった[26]。なお、聖徳太子を本尊として行われる法会は「太子会」と称される。
現在は、聖徳太子を開祖とする宗派として聖徳宗(法隆寺が本山)が存在している。
「太子講」について
曲尺は素晴らしい道具であり、これ一本で、ルート、勾配、などまだまだたくさんの使い方で、
色々な作業が出来る道具です。
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こんな素晴らしい、道具を大工が使う事が出来る事、大変感謝しています。
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2011年12月07日
墨壺
僕の宝物 ☆墨壺☆(すみつぼ)
制作者、新潟三条の坪辰さんの作品です。







15年ぐらい使っている、墨壺です。
大工にとって、なくてはならない道具。
今この時代では、もっと違う墨壺がありますが、僕たちは!
このケヤキで、出来た墨壺で、材料を墨を付ける!ここに職人の意気込みを感じます!!
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2011年11月30日
玄能(金槌)
今日、道具屋さんで、少しレアな道具を手に入れました。
玄能(カナヅチ)です。
制作者は、故、越後の名工「菱貫の玄能」長谷川重郷作
彫金の施してある名品です。

僕の、守りご本尊が、大日如来なので、前から、欲しいと思っていた玄能です。


まだ、他にも色々な、道具がありますので、少しづつご紹介して行きたいと思います。
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玄能(カナヅチ)です。
制作者は、故、越後の名工「菱貫の玄能」長谷川重郷作
彫金の施してある名品です。
僕の、守りご本尊が、大日如来なので、前から、欲しいと思っていた玄能です。
まだ、他にも色々な、道具がありますので、少しづつご紹介して行きたいと思います。
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