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2013年12月17日

大工の技量の試される天井。。

 見に来て下さりありがとうございます。


こんばんは。


今日は、寒さの間でしょうか、過ごしやすい一日だったので、

現場まわり、お客さんまわりをしていた、棟梁です。



さて、豊川の現場は、伝統構法の、玄関の格天井組。

一般的には、出来る方も少なくなり、これがまた、

難しい細工なんです。

亡くなった親父が口癖のように行っていた言葉!!


格天井が、組めないような大工は大工じゃねぇ!!!


なので、加藤建築では、格天井は、大工が組みます。

一つ一つ手作業で、刻み、組んで行くので、

技術が必要になります。


大工の技量の試される天井。。


大工の技量の試される天井。。

天井板も、本物の杉の根目の板です。


大工の技量の試される天井。。

この十字にクロスする所の細工が、大変なんですよ(笑)


大工の技量の試される天井。。

天井板を留めるのも、とんぼと言って、

板にくぎを打つのではなく、

ベニヤにキリで穴を開けて、スクリュー釘で止めて行く工法です、

そうする事で、入梅になると、湿気で木が伸びてきたときにも、

板自体を引っ張らなくなり、板が割れるのを防いでくれます。

この工法を知らないで、直接無垢の板にくぎを打つと、

板の伸び・・・ちじみで釘を打った所で、板が割れてしまいます。

だから、無垢の板を扱う時には、最新の注意をして、

施工して行きます。

なので、格天井組むって、とても技術が要る事なんです。

入梅の時、今の寒い時期と四季に合わせて、少しづつ仕込み方を、

替えて組んで行きます。


外壁もだんだん、貼れて来ました。

大工の技量の試される天井。。


伝統的構法、これからも継承し続けるように頑張ります。





                 棟梁


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Posted by 大工のとと at 21:35│Comments(0)豊川のお宅
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