2017年09月27日
左官さん・・・
見に来て下さりありがとうございます。
こんばんは。
いよいよ左官さんが壁を塗り始めました。

土壁の仕上がりまでには様々な工程があります。
土壁の上に下塗り、中塗り、石膏塗り、仕上げ塗と5段階になります。
下塗りの壁の中に毛みたいなのが、塗りこんであるのがわかるでしょうか?

実はこれなんです。
ヤシの実の繊維、
これを、下塗り壁の貫きの上にくっつけていきます。

何でこんなことをするかというと、横の貫きの上に塗る土の収縮率が違うため、
塗った土の収縮率が少なくなるようにヤシの実の繊維を塗り込んでいきます。
木と竹の下地の水分の収縮率が違うために、繊維を塗りこんでいきます。
他にもシート状の物を塗る左官さんもいるので、どれが正しいとはありません。
こんな仕事ができる大工も、左官さんも今では珍しいらしいです(泣)
棟梁
新しい、棟梁のブログはこちら
大工の棟梁のブログ 【大黒柱と土壁のある日本家屋】
ながら・ 加藤建築 ホームページはこちら
http://nagara-katou.jp/
こんばんは。
いよいよ左官さんが壁を塗り始めました。

土壁の仕上がりまでには様々な工程があります。
土壁の上に下塗り、中塗り、石膏塗り、仕上げ塗と5段階になります。
下塗りの壁の中に毛みたいなのが、塗りこんであるのがわかるでしょうか?

実はこれなんです。
ヤシの実の繊維、
これを、下塗り壁の貫きの上にくっつけていきます。

何でこんなことをするかというと、横の貫きの上に塗る土の収縮率が違うため、
塗った土の収縮率が少なくなるようにヤシの実の繊維を塗り込んでいきます。
木と竹の下地の水分の収縮率が違うために、繊維を塗りこんでいきます。
他にもシート状の物を塗る左官さんもいるので、どれが正しいとはありません。
こんな仕事ができる大工も、左官さんも今では珍しいらしいです(泣)
棟梁
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