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2012年09月18日

伝統技術

みなさん こんばんは。

今日は、突然の豪雨だったり、晴れて暑かったり、

日本の気象はどうなっちゃったんでしょうね。



初めに、日本伝統建築技術保存会の名誉会長でおられた、

 伊原恵司先生が、前回、僕たちの授業を最後に2日後入院をされて、そのまま永眠されてしまいた。

謹んで心よりご冥福をお祈り申し上げます。


合掌





さて、16,17日は彦根で日本伝統建築技術保存会の3回目の講義があり、

この講義(規矩術)が一番難しいような気がして、でも覚えることが出来れば、

大変な意義のある勉強会になると思います。


会場は、西澤工務店の作業場の2階にある原寸場です。


伝統技術


とにかく広かったですよ~


24人の受講生が1mx2mの台を4人X6列ごとに並べても、その倍はまだ入る大きさ!

原寸を書くのですから相当広くないとかけれない。

とにかくびっくりでした。

講師の先生は、日本の規矩術の第一人者と言われている、


持田武夫先生。


分かりにくいですが、この紙にびっしり図面を起して行きました。



伝統技術


何せこんな風に書くのも初めての事、何から手を付けていいのか分からず、

でも、皆さんについていかなければ、気が焦るばかりでした。


それででも、何とか追いついていき2日間の講義の間には、

皆さんと、一緒に終わる事が出来ました。


これも、皆さんのおかげでした。




そして、目に留まったのが、この作品。


伝統技術


少し、ぞくぞくして来ました。


綺麗なライン、素敵でしょ。


伝統技術



扇垂木の軒。

最高峰の技術!

垂木が、軒に行くにしたがって開いていく工法です。

伝統技術


これが真直ぐな勾配の垂木。


伝統技術


台は、4方転びと、これまた最高峰の組み方。


伝統技術


いずれにしても、こんな作品造りたい!!


そのためにも、もう少し頑張らなくてはいけません。


次回、10月7,8日、第4回目の講義があるので努力しますね。


技術を持った大工どんどん減って行きます。


こんな事で、大丈夫でしょうか?


棟梁として、この技術習得できるように、努力します。



                                                 棟梁



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