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2015年08月29日

棟梁がやらなければ・・・

見に来て下さりありがとうございます。


こんばんは。

最近、朝、晩とすっかり過ごしやすくなり、

仕事もはかどる様になってきた棟梁です。


さて、毎日忙しくさせて頂いております。

棟梁は、現場に行きたいのですが、

加工が待っていますので、作業場で加工三昧です(笑)



まずは、堅木に、機械でこのようにアリになるように加工します。






次に、相手側の、板にこのアリがきつくなく、ゆるくなく、0.1㎜の世界で、調整します。





出来ると桟木を、玄能で叩いて納めて行きます。




綺麗に納まると板のゆがみも無くなり真直ぐになるんです。




なんでこんな事をするかって、

幅の広い板を使うと、木取った時はいいんですが、すぐに反ってしまい、

反りを防ぐためのも、アリ桟(すい付桟)を入れておくと板が反らないんです。

難しい細工で、きつく入れすぎてしまうと、

逆に板が、弓なりになってしまい、

真直ぐになるように納めると、割れてしまうので、

非常に難しいんですよ。

これを仕上げて、色を付けて、塗装すれば、

床の間の材料の完成です。

玄関の敷台、框、下駄箱の天板なども仕上げて、塗装して完成です。

出来上がりましたら、アップしますね。




                   棟梁


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Posted by 大工のとと at 22:04Comments(0)豊川のお宅2