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2011年10月04日

地袋の板の加工(2)

昨日の、作業の続きから作業開始です。

墨を付けた外回りから、電気カンナで削って行きます。






墨まで、削って行くと中の出ている所を削って行きます。




綺麗に削り取ると、まっすぐな、ねじれのない板に仕上がります。



幅の広い板なので、アリ桟と言うものを板に入れて事によって、

板の反りを防ぐ役目を担う木を細工して入れて行きます。



今では、機械で切り込みを、入れて行くんですが、ここで大変なのが、

0.5mmゆるくしてしまうと、桟を入れる意味をなさなくなり、

逆に、0.5mm固いと、板が逆に反ってしまう厄介な作業です。




いかに、ちょうどいい加減に作る事が、技術になります。



桟を、入れて行くとこんな感じに、仕上がります。



1.4m位の長さの板なので、2本のアリ桟を付けました。



地袋、天袋の板の50パーセント完成です。



ここから、銘木屋さんの出番になります。

仕上げるために、色を少し付け、目を留める(道管)作業をして、ウレタンクリアー塗装をして頂き、完成になります。

約2週間後の出来上がりが、楽しみです。



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Posted by 大工のとと at 22:32Comments(2)仕事